Sarvam Thaala Mayam(響け! 情熱のムリダンガム)※日本語字幕 自家製ライナーノーツ付 輸入盤DVD
¥3,300 税込
SOLD OUT
[2023.8.8 update]
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2022年10月1日、邦題【響け! 情熱のムリダンガム】として日本劇場公開。絶賛上映中の本作の輸入盤DVDです。
【響け! 情熱のムリダンガム】日本公式サイト
https://thendral.co.jp/mridangam-movie
*本DVDは日本配給決定前の輸入盤につき、日本劇場公開後の日本語字幕とは違いますのでご承知おきください。(輸入盤を購入する方がインド映画マニアであることを踏まえ、劇場公開用の日本語字幕よりも字数多め、やや直訳調です。)
本字幕を日本の字幕ルール(1秒4文字、常用漢字を使用、など)に従ってブラッシュアップしたもので日本公開しております。こちらのDVDでは、日本公開前の推し活メイキングのような感覚でお楽しみいただけると幸いです。将来は日本版DVD・ブルーレイを発売することも視野に入れております。*
ーーー以下、日本配給決定前の紹介文です。ーーー
★2019年2月1日インド公開。先行して、2018年10月、東京国際映画祭(邦題:世界はリズムで満ちている)にてワールドプレミア上映、監督夫妻も来日して大喝采を受けた話題作!
※2020年10月7日&14日(水)に、この映画を主軸に据えた、インド文化についてのオンライン・トークイベントが開催され、当サイト管理人もゲストスピーカーで参加しました。ラージーヴ・メーナン監督ご本人の飛び入り参加もあり、とても充実したものになりました。ありがとうございました!
DVDの日本語字幕を、小尾淳さん(2020年に著書【近現代南インドのバラモンと賛歌――バクティから芸術、そして「文化資源」へ】が発売されたばかり!)に多大なご協力をいただきながら、なんどりで作りました。
つたない所も多々ありますが、ヴィジャイファン&カルナータカ音楽研究者による字幕でお楽しみいただければと思います。
また、おまけのなんどり自家製ライナーノーツにも、小尾さんに解説を寄稿いただいてます(峠さんからはステキな扉絵もご提供いただいてます)ので、そちらもお楽しみに!
南インド伝統古典音楽(カルナータカ音楽)の太鼓・ムリダンガム職人の息子で、熱狂的ヴィジャイ・ファンであるピーター(G.V.プラカーシュクマール)は、太鼓は幼い頃から好きだったが古典音楽やムリダンガムにはまるで興味がなかった。しかしある日突然、ムリダンガムの巨匠のコンサートに感動し即座に大ファンになり、自分も演奏したい衝動が起きる。さっそく巨匠に弟子入りしたいと直訴しに行くが、ダリット(不可触民)の出自であるピーターは、お前は神に選ばれてはいない、と門前払いに遭い…
G.V.プラカーシュクマールは、A.R.ラフマーンの甥っ子で、映画音楽も作る一方で主演作も続々と公開される、多才な若手。 ヴィジャイの音楽も【Thalaivaa】【Theri(テリ~スパーク~)】を担当、おじのA.R.ラフマーンが作曲した【Mersal】でも挿入歌「Mersal Arasan」のボーカルを担当していました。そんな彼が、「ボクは今度ヴィジャイファンを演じるんだ!」と楽しそうにインタビューで語っていたのが本作。監督は、【Minsara Kanavu】(1997)【Kandukondain Kandukondain】(2000)から何と18年ぶりのメガホンとなった、ラージ―ヴ・メーナン。
タミルを中心にCMディレクター、映画撮影監督等で長年活躍し、本数少なめながら映画監督としても熱狂的ファンを多数獲得していた彼。ある伝説的なムリダンガム演奏者のドキュメンタリー制作の際、ステージに寄り添うダリット出自の楽器職人(主人公の父親役のモデル)に接する経緯があり、その職人たちが名楽器を作ることはできても演奏者になることは叶わないという現実を知り、そういう人々に光を当てたい、いつかそういう出自の人も表舞台で堂々とカルナータカ音楽を演奏できる世の中になってほしいと願いを込めて、夫婦で資金を集めて制作した音楽映画。
2019年にはお相撲さんがインド映画に出演!と話題になっている【SUMO】の撮影監督としても来日していましたね。
わたしは映画祭の大スクリーンで観た際、ムリダンガムに打ち込むようになって(趣味をほぼ捨てて四六時中練習している)も、ピーターの部屋にさりげなく、Mersalのヴィジャイが太鼓(ムリダンガムではなく、「タヴィル」を持ってるやつ。古典音楽でも使われるけど、ムリダンガムよりも、もっと民俗的な太鼓)を持っているスチールのポスターが貼ってありましてね…それがもう涙がでるくらいシビレちゃって(笑)
あと、【チャンドラムキ】で優雅に踊っていたヴィニートが、ピーターをいっぱいいじめる酷いムリダンガムの先輩をやってて、びっくり!
映画も大感動だったんですけど、ヴィジャイファンとしても大感動だったことを、TIFFの会場でティーチイン後に立ち話ができたときにつたない言葉で伝えました。すると監督は「そう、よかった!今度ヴィジャイにも伝えておくよ。彼とはたくさん一緒に仕事してるんだよ(ニコッ)」
家に帰ってから調べると、ヴィジャイの有名なコカ・コーラのCMとか、軒並み、ラージーヴ・メーナンが監督していました。商業的な映像の最前線にいる彼が制作した今回の映画の主題は、決して商業的ではないんですけど、やっぱり監督もヴィジャイが好きなんだなあ。。。そんなのが透けて見える映画でもあります。
【世界はリズムで満ちている】、誰かの大ファンな経験をもつ人にはすごく響くし、社会問題に対する皮肉をこめながらも、気分爽快な映画です。ぜひ時間がかかっても、日本公開にもたどり着いてほしいと心から願っています。(もちろん、日本盤でブルーレイまで出たら、最高ですね!)
☆Sarvam Thaala Mayam サントラCD 取扱中!
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☆映画内にたくさん出てくるヴィジャイのビジュアルは、Mersal!
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本DVDをご紹介いただいたブログ記事(ありがとうございます!)
◆共同字幕翻訳者 小尾淳さん
https://jananijeje.wordpress.com/2020/03/20/%e3%82%bf%e3%83%9f%e3%83%ab%e6%98%a0%e7%94%bbsarvam-thaala-mayam%e3%80%80dvd%e7%99%ba%e5%a3%b2%ef%bc%81/
◆髙山龍智さん
https://note.com/nagabodhi/n/nace03073ba34
◆軽刈田 凡平さん
http://achhaindia.blog.jp/archives/21860087.html
◆井生明さん
https://www.akiraio.com/post/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%AB%E8%AA%9E%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%A7%E6%BA%80%E3%81%A1%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%EF%BC%88madras-beat%EF%BC%89--sarvam-thaala-mayam%E3%80%8D%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89%E3%82%B8%E3%83%BC%E7%9A%84%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%EF%BC%81
当サイト管理人の個人サイト記事
http://munmun.moo.jp/india/movie/sarvamthaalamayam-tamil-2018
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【ディスク情報】
レーベル:Ultra Records EU製 NTSC リージョンフリー
カタログナンバー:ULDVD 1029 2020年3月発売
字幕:英語、日本語(※なんどり字幕協力)、フランス語、ドイツ語
本編収録時間:130分
DVD1枚組
※当店でお買い上げの方には、おまけに自家製ライナーノーツを差し上げます
輸入盤である性質上、日本のDVDプレーヤーとの相性があり、機種によって再生しにくいことがあるようです。
(DVDプレーヤーのピックアップレンズをクリーニングする、再生機器を変えてみることで改善することはありえます。)
品物違いを除き、再生の可否により交換・返品を承ることはできません。ご了承の上ご注文いただけますようお願い申し上げます。
【作品情報】
2019年インド映画(タミル映画)
監督:ラージーヴ・メーナン (【ボンベイ】【SUMO】の撮影監督)
音楽:A.R.ラフマーン
出演:G.V.プラカーシュクマール、ネドゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ、ヴィニート インド古典の音楽の有名人も何人もゲスト出演
【英語クレジット】
Cast :G V Prakash Kumar, Nedumudi Venu, Aparna Balamurali, Sumesh, Kumaravel, Athira Pandilakshmi
Technicians :
Written & Directed by : Rajiv Menon
Produced by : Mindscreen Cinemas
Producer : Latha
Music : AR Rahman
Editing : Anthony
Cinematography : Ravi Yadav
Art Director : G C Anandhan
Stunts : Dinesh Subbarayan
Choreography : Sandy
Stylist : Saraswati Menon
Lyricsist : Madhan Karky, Na.Muthukumar & Arunraja Kamaraja
Live Sound:S.T.P Swamy
Sound Design : Vijay Rathinam
Sound Mixing : Thierry Delor, Siva Kumar
Publicity Design : Kabilan
PRO : Nikkil
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